あなたが人生をつまらないと感じる理由
僕たちが人生をつまらないと感じる理由とは?
あなたの周りには
「楽しいことがない」
「やりたいことが見つからない」
「人生がつまらない」
そういったことを言う人はいませんか?
僕は不登校やひきこもりのご家族のカウンセリングをしているので、不登校やひきこもりの若者本人と会って話すこともあります。
その若者たちの大半が、
「楽しいことがない」
「やりたいことが見つからない」
「人生がつまらない」
と口にします。
かつてひきこもりだった僕も同じことを考えていましたし、じつは、ひきこもりから抜け出た今でもそういった気持ちを感じることがしょっちゅうあったりします。
人生がつまらない理由は、いったいなぜでしょうか?
自分の人生をコントロールできる自信がない
僕の考える答えは「自分の人生をコントロールできていないから」です。
これは不登校・ひきこもりに関わらず、
「自分の人生をコントロールできる自信がないから」
と言い換えれば、誰にでも当てはまることだと思います。
金銭的にいつも苦しくてお金の心配ばかりしている人は、お金に自分の人生をコントロールされています。
人間関係で悩んでいて、他人の顔色を伺ってばかりいる人は、他人に自分の人生をコントロールされています。
まるで、自分が賃貸で借りている部屋に、自分が住めないで他人が住んでいるような感覚。
自分がコントロールするのではなく自分以外にコントロールされている人生とは、そんな状態です。
自分が主役でない自分の人生なんて希望が持てませんし、諦めや虚しささえ感じるでしょう。
それでは人生がつまらないと思うのも、やっぱり当然ですよね。
でもそれは、べつに100%じゃなくてもいい
人には仕事もあれば家庭もあります。
他人と交わる関係性の中で生きる以上、自分の人生を100%、自分の意思だけでコントロールするのは、もしかしたら無理なのかもしれません。
でも、べつに100%じゃなくていいのです。
80%、50%、30%、10%…。
自分の人生をどれぐらいの割合でコントロールできているか。
もしくは、コントロールできる自信があるか。
それで人生への希望が決まります。
100%を目指さなくても、もしかしたら50%でも幸せかもしれない。
今は30%だとしても、いつか70%になると思えばこそ、幸せを目指せるかもしれない。
もっと言えば「自分で自分の人生をコントロールする!」と心に決めた瞬間から、僕たちはいつでも「人生を楽しめる心」を持つことができるはずです。